個人情報保護法が施行されてから久しいですが、
業務の内容から登録用に用いられる様々な個人情報の記載された書類を
日々取り扱っています。
車の車検証は勿論、所有者や使用者の「印鑑証明」や「住民票」のコピーやFAXなどが毎日大量にゴミとなって発生します。
ご存知の方も多いと思いますが、登録に必要な公的書類の有効期間は発行されてから3ヶ月以内と定められています。
従ってこれらの大量発生したゴミは生の個人情報になるのです。
当然、通常のゴミとして処分することができません。
では、我が社ではどうしているのかと言いますと、
たまたま、会社の近くに神戸市環境局のゴミ処理施設があるので
そこに持ち込んで有料で処理をしてもらってます。
と言っても第三者の手で処理するのではなく
週に1、2回の頻度で社員が交代で持っていきます。
で、今回は僕にその順番が巡ってきたのでちょっとレビューして見ます。



走行中の車内から携帯で撮ったので恐ろしくピンボケですが・・・

この黄色の床ですが、実はダンプカーの荷台のような構造になっていて車が離れて操作をすると奥にゴミが滑り落ちる構造になっています。
床と壁の隙間から下が見えるのですが、そこはとんでもなく深くて広いスペースになっています。
今頃の季節はましなのですが、夏場は流石に鼻をつく汚臭を放っているのは、やはりゴミ処理場と言えます。

入場時との重量の差が持ち込んだゴミの重量と言うことになります。
レシートをもらって業務完了です。
ちなみに今回のゴミの重量は110kgでした。
このように、我が社では個人情報満載の書類のゴミを社員自らの手を使い有料で廃棄処理をしているのですが、
個人情報の記載された書類のゴミをすべての企業がこのように処理しているとは思えないのは、僕だけでしょうか?